イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」(ISIS)を支援していたとして、ブルックリン区在住の男性3人が25日、連邦捜査局(FBI)に逮捕された。
ISISに加担し、海外とアメリカ国内でテロを計画していたとされるウズベキスタン国籍のアブドゥラサル・ハサノビッチ・ユラボエフ(24)とカザフスタン出身のアクロール・サイダクメトフ(19)は、ともに永住権保持者。保釈なしでニューヨーク州で勾留されている。うち1人はJFK空港でトルコのイスタンブール行きの飛行機へ搭乗直前に逮捕され、もう1人はブルックリン区ミッドウッドの自宅で逮捕された。自宅からは3月29日のトルコ行きチケットが発見され、ともにトルコよりシリア入りして、ISISに参加する予定だった。
ルームメイトであり友人である2人はISISに心酔し、同組織のためなら何でもする覚悟だったと証言しているという。オバマ大統領暗殺やコニーアイランド爆破などを企てていた。
3人目の携帯電話修理キオスクを経営する不法滞在者、ウズベキスタン国籍のアブロール・ハビボフ(30)は2人のシリア渡航への金銭的援助したとして、フロリダ州にて共謀罪などで逮捕された。