くだらないほど最高?!  “高尚”なNYのオタク会

 昨年の9月に初開催となり大成功を収めた「ブルックリン・ブレイン・ジャム」が、今月15日にブルックリンにカムバックした。同イベントは、ニューヨーク・タイムズが「すごく面白いが必要のない情報ばかり」と〝絶賛〟するエンターテイメントショーで、今回は午後1時〜7時まで人々の脳を刺激する(?)プログラムが多数開催された。

「ブルックリン・ブレイン・ジャム」の公式ウェブサイトより


 ニューヨーク出身のクイズマスター、ノア・ターナー氏によるニューヨークのありとあらゆるトリビアクイズ大会。「ニューヨークで、843エイカーある場所は?」…答えはセントラルパーク、知らなくてもいいが、知っていると通ぶれる知識が満載。

ダサくてかっこいいTシャツ、持っていませんか? photo: DMedina


 コメディアンのケビン・マヘル氏による「ケビン・ギークアウト」では、アニメの未来はどうなるのか、80年代のアニメを振り返るなど、アニメの今昔を語り合った。ガレージセールやスリフトショップで見つけてきたVHSを上映する「ザ・ファウンド・フッテージ・フェスティバル」では、誰がなんのために制作したのだろうか?と思ってしまうような映像の数々に、参加者は拍手喝采。
 「ドライ・Tシャツ・コンテスト」では、誰が一番〝オタッキー〟なTシャツを着ているかを競い合った。オモロいTシャツを持っているアナタは、人気者になれること間違いなし!
 6時間もディープな時間を過ごすには、ドリンクと美味しい食事も不可欠。会場にはフードベンダーとドリンクがゲットできるバーもあり、快適で有意義な時間を過ごせるようになっている。ビールをすすりながら、脳みその体操をするのもおすすめ!
 今まで眠っていた〝ギーク〟な部分が開花するかも? 次回の開催日は未定だが、脳を刺激できるかもしれないブルックリン・ブレイン・ジャムに興味のある人は、ウェブをチェック。http://www.brooklynbrainjam.com