クイーンズ区の地区検事局は16日、同区のジョン・F・ケネディ空港でスーパーシャトルの運転手になり済まし、無免許でタクシーサービスを行っていた男が、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PA)の警官に逮捕されたと発表した。
ロングアイランドに住むバーナバス・ローレント被告(47)は14日、同空港の到着ロビーで飛行機から降りてきた到着客に、地下鉄に接続するエアートレインが運航していないと嘘をつき、自分のシャトルを利用するよう勧誘していたところをPAの警官に逮捕された。
同被告は逮捕時、正式なスーパーシャトルのロゴが入った料金表を所持していたといい、同被告がカーサービスに使用していたシャトルバスの車内では、「エアトレイン・シャトルバス」と書かれたサインが見つかっている。同被告は、このような偽の小道具を使うことは、他の運転手から教わったと主張している。
週末にかけて行われた罪状認否で、偽造文書の所持および偽称の罪で起訴され、500ドルの保釈金で拘束された。
同被告は昨年12月にも、カーサービスの営業許可証を所持していないにも関わらず、JFKやラガーディア空港周辺で客探しをしていたことで、警察から書面による警告を受けていた。