FDNYによる放水活動＝27日午前（photo: Daily Sun）
爆発直後のようす（photo: Shinari）
26日午後３時17分、マンハッタン区イーストビレッジの２番街と７丁目付近でビルが爆発、炎上する事故が起きた。
現場となったのは２番街の121番地、１階に寿司レストラン「スシ・パーク」が入居するビル。事故当時、同ビルの地下でコンソリデーテッド・エジソンによるガスの配管工事が行われており、そこから爆発が起こったもよう。炎は横に並ぶ４棟のビルにまで広がり、うち１棟は完全に倒壊した。少なくとも25人が負傷し、うち４人が重体。
市は27日午後に会見を開き、現在慎重に調査を進めており、現場の安全が確認できるまで１週間ほどは周囲を封鎖するという。また27日午後２時の時点で死亡者は確認されていないが、２人が行方不明であると発表された。１人はスシ・パークの店員、もう１人は同店で食事をしていたという男性（23）とみられている。
翌日も現場周辺は数ブロックにわたり封鎖され、放水活動が行われた。
赤十字は３丁目（アベニューＡと１番街の間）に４棟のビルの住人のためのレセプションセンターを、市はトンプキンズ・スクエア図書館にレジデントサービスセンターを開設した。
市議会議員のロージー・メンデス氏によると、同エリア11のビル（144のアパートを含む）が避難勧告の指示を受け、30人が住居を必要としている。
