長生きをしている人たちには、ヘルシーな食事をしたり毎日運動をするなど、様々なセオリーがある。今年104歳を迎えたテキサス州フォートワース在住のエリザベス・サリバンおばあちゃんには、一風変わった〝あま〜い〟長寿の秘訣があるという。
元数学教師というエリザベスおばあちゃん。医者はいつも「食べるものには十分気をつけていますか?」と質問するが、その返事は「もちろんノーよ。毎日ドクターペッパーを3本飲んでいるわ」。そう、エリザベスおばあちゃんの長生きの秘訣とは、なんと「ドクターペッパー」!
「医者はいつも、糖分が多過ぎるし、そのまま飲み続けたら死んでしまうと言うけれど、そうこう言いながら10年後私よりも先に死んじゃって、担当医を変えなければならなかったわ」とおばあちゃんはABCニュース24に語っており、周囲の心配をよそに今でも毎日3本のドクターペッパーを欠かさずに飲んでいるという。さらに「ドクターペッパーこそが私を生かしていると思うわ」と加えた。
この噂を耳にしたドクターペッパー・スナップル・グループCEOのラリー・ヤング氏は、エリザベスおばあちゃんがドクターペッパーを飲み始めた1970年代の同商品のパッケージをモチーフにしたグラスと、ドクターペッパーをケースでプレゼントとして自ら届けた。同社広報担当のクリス・バーネス氏は「エリザベスさんがドクターペッパーのファンでいてくれることに感謝したい。またわれわれのブランドが日々の生活の一部となっていることをうれしく思う」と語っている。
お祈り、ウォーキング、魚を食べる、ワインを飲む…など、長生きのための健康法や生活習慣は人それぞれあるようだが、エリザベスおばあちゃんの習慣は〝中身〟よりも〝続けること〟がポイントなのかも知れない。