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米国勢調査局の最新の報告によると、ニューヨーク市では人口増加率が減少し、特にマンハッタン区でこれが顕著であるという。市の人口は、2013年7月からの1年間に5万2700人増加しているが、マンハッタン区では同区の人口163万人のわずか0.26%に相当する4263人しか増加していない。
同時期、ブロンクス区では1万842人、ブルックリン区では1万9420人と、人口の約0.75%増加していた。マンハッタン区よりも人口増加率が低かったのはスタテン島だけで、人口の0.1%強にあたる588人増加している。
マンハッタン区で人口増加率が減少を始めたのは11年からで、同年は1.34%にあたる2万1533人増加していた。ブルックリン区では1・37%にあたる3万4830人、クイーンズ区では1・15%にあたる2万6060人増加している。
地域計画協会研究所の副所長クリス・ジョーンズ氏は、人口増加率減少の理由として、住宅価格や家賃が高騰していることと、全米で景気が好転しつつあることを挙げている。
全米でもっとも人口が増加した50郡の中に、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス区は含まれていたが、マンハッタン区は含まれていなかった。
現在市では移民が増えており、特にクイーンズ区でこれが目立っているという。
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