スタテン島フェリー増便  すべて30分ごとの運航に

 3月31日、ビル・デ・ブラシオ市長は5月1日よりスタテン島とマンハッタン区を結ぶスタテン島フェリーの運航を24時間営業のまま30分間隔に増便すると発表した。
 これまでもラッシュアワーなどでは30分間隔で運航していたが、深夜や週末の便では1時間間隔になる時間帯もあった。よって、今回の増便は週末の深夜便、12便が増えることが主な変更となる。また、スタテン島側の玄関口、セント・ジョージ・ターミナルを出発し、ホワイトホール・ターミナルに到着する土曜から月曜日の早朝の6増便を含む今回の増便には、計70万ドル(およそ8300万円)の予算を投じるという。
 2014年度、このフェリーの利用者は2100万人に達した。昨年5月に週末便が増便されて7月から10月の期間に利用者は820万人となり、2014年度の年間利用者は前年比で60万人増加した。
 市長は「スタテン島フェリーは、市にとってのライフライン。意義ある増便になるに違いない」と述べている。