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ニューヨーク市警察(NYPD)が過去5年間に、麻薬やステーキディナーなどに数千ドルを支出していたことが今月6日に明らかになった。
ニュースサイトDNAインフォによると、NYPDは2011年12月22日、マジックマッシュルームなどに含まれる幻覚成分シロシビン1万3368ドル相当をピナ・M社から、また同年5月2日、シロシビンおよびパーティードラッグとして若者の間で広がってるMDMA(エクスタシー)をシグマ=アルドリッチ社から購入していた。
NYPDの報道官は、「薬物検査研究所が違法薬物の疑いのある物質を検査する際、法的に有効な分析とするには、比較する実物サンプルが必要となる」と説明した。
NYPDはこれ以外にも、過去5年間に、高級飲食店での食事、靴磨き機、犯罪取り締まり用衣装など“風変わりな”買い物に数千万ドルを投じている。09年に予約が困難なことで有名なハーレムのイタリアンレストラン「ラオス」で300ドル、12年にウイリアムズバーグの高級ステーキ店「ピータールーガー」で600ドル、14年にミッドタウンのステーキ店「ギャラガーズ」で3400ドル、またNYPD本部近くの「マーク・ジョセフ・ステーキハウス」で300ドルを支払っており、これらは市主催の従業員感謝制度の一環で、優秀な警官に授与する商品券を購入したものだと伝えられている。捜査をするためには、“名店の味を知ること”も必要か。
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