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クイーンズ区ジャマイカの中学校教師が、NASA(米航空宇宙局)の教育者向けプログラムの一員に選出され、宇宙空間を観察するミッションに今夏参加することが分かった。
この教師はJHS217ロバート・バン・ワイク中学校で国語とESLを教えるメリッサ・アギーレさん(32)で、NASAの「エアボーン・アストロノミー・アンバサダー」として全国から選ばれた教師28人のうちの一人となった。
選ばれたメンバーは、NASAのSOFIA(遠赤外線天文学成層圏天文台)と呼ばれる特別ジェット機(別名「空飛ぶ天文台」)で、今年6月から10月の間に10時間にわたる飛行で科学ミッションに参加し、同局の天文学者から指導を受けながら、特大望遠鏡で宇宙空間を観察することになる予定。
NASAによると、同機は高度3万9000~4万5000フィートの成層圏内を飛行し、参加者は赤外線を利用して天体や惑星の構成や銀河系最大のブラックホールを観察・研究するという。
科学的分野の学力向上とSTEM教育(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、数学)推進を目的とする同プログラムに選ばれた教師らは、主に恵まれない地域の学校から選出され、宇宙観察のみならず、準備から発表まで広範囲の科学的専門知識を学ぶ場が与えられる。
ハーバード大学の教育学修士号を持つアギーレさんは、同ミッション参加後はその経験を活かし、自身が教鞭をとる学校に「STEMクラブ」を作りたいと話している。
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