ブルックリン区で8日、ニューヨーク州都市交通局(MTA)のバスの運転手が乗客のペットの犬をめぐる口論の後、乗客の首を絞めたとして罪に問われている。
ニューヨーク市警察(NYPD)によると同日午前11時ごろ、ベンソンハーストのバス・アベニューとベイ・パークウェイの角付近で被害者(19)がペットのヨークシャー・テリアを連れてB6のバスに乗車しようとしたところ、同バスの運転手、トゥサイント・カミングス容疑者(49)が乗車を拒否。しかし、被害者がバスに乗り込んだために口論が加熱し、被害者の首を絞めたもよう。この時、犬はバッグに入っていたという。
カミングス容疑者はその後警察が来るまでの間、ドアを閉めたまま被害者と乗客をバスから下ろさなかったことに対しても罪に問われている。カミングス容疑者には出廷命令書が出され、5月14日に法廷に立つ予定。
カミングス容疑者は1999年よりMTAに勤務しているベテランドライバーだが、現在はこの事件を受け業務から外されている。
ペットの持ち込みは、コンテナに入り、他の乗客へのマナーが守られている場合はバスと電車内で許可されている。