満員御礼、トークだけの90分 西野亮廣さん独演会 inNY
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんが13日、マンハッタン区ミッドタウンウエストのプレイライツホライゾンシアター・メインステージで一人喋りの舞台「独演会 in ニューヨーク」を行った。
西野さんが2005年の秋から日本各地で行っている同イベントは、音楽や照明、小道具などは一切使わず、90分間喋りだけを展開するというシンプルなもの。昨年の夏に日比谷公会堂で行った公演を収録したDVDの売り上げで、今回ニューヨークでの無料開催が実現したという。
冒頭から「日本では嫌われているのでニューヨークの皆には好かれたい」と、日本で浸透しつつある自身の〝嫌われキャラ〟を全面に出し、大きな笑いを誘った。そこからは自身がキャリア15年の中で遭遇してきた〝世の中にあふれる変な奴ら〟について、番組のスタッフ・同期の芸人・母親のヨシコさん・コンビニの店員・街中で見かけた人などを持ち上げて、テンポの良い喋りで終始来場者を〝西野ワールド〟へ引き込んだ。
締めのネタとなったのはコンビ結成の秘話。これまで照れくさくてあまり語ってこなかったとしながらも、恋人同士のような二人の関係を赤裸々に語り、笑いのボルテージはマックスに。満席の会場は大爆笑で幕を閉じた。
講演終了後にはレセプションとサイン会も行われた。西野さんは「すごく楽しかった。終わる何分か前は寂しくなっちゃって…。すぐ次(の公演)をやりたいですね」と次回への意欲を述べた。