2008年の結成以来、日本国内にとどまらず、アジア、欧州、米国と世界各地でライブを行うなど、国境などまるで気にしていないかのような活動を続けているVAMPS（ヴァンプス）。音楽メディアでの評価も高く、ファンも増え続けている。
４月８日のサンフランシスコを皮切りに、モトリー・クルーのニッキー・シックスが中心となるロックバンド「SIXX：A.M.」との全米ツアーをスタート。そして、５月１日にはニューヨークでのヘッドライン公演を「ベストバイシアター」で行う。１年半振りとなるニューヨークライブを直前に控えたVAMPSの二人にインタビューを行った。
＜プロフィール＞ ラルク・アン・シエルのボーカルHYDEとOblivion DustのギターK.A.Zによるロックユニット。2008年からの7年間で国内・海外合わせて約350本ものライヴを行い、VAMPSの代名詞となった全国のZEPPを中心に連続公演を行う "籠城型ツアー" をはじめ、アリーナ公演、野外公演、そして自身が主宰するハロウィンライヴイベントなど、多彩なスタイルのステージを展開している。
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VAMPS LIVE 2015 NY
【日時】５月１日（金）午後７時開場、午後８時開演
【場所】BEST BUY THEATER: 1515 Broadway & 44th St
【料金】35～40ドル
【WEB】www.bestbuytheater.com/events
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―今回のニューヨークでのライブは２０１３年の12月以来、１年半振りですね。今の率直な感想をお願いします。
HYDE（以下：H）お客さん来てくれるかな〜？
K.A.Z（以下：K）：もうそんなに経っているんだね、びっくり。ニューヨークのライブは楽しかったから、また公演できて嬉しいです。
―今回のライブの見どころは？
H：セットリストにニューアルバムが加わったVAMPSはかなり強力なので、それを早く披露したいです。
K：アルバムがリリースされたから、新曲も楽しみにしてもらいたい。
―今月８日のサンフランシスコでのライブから、来月１日のニューヨークライブまで、ほぼ連日でパフォーマンスを行っていますね。移動も多いでしょうし、ハードではないですか？
H：僕は大丈夫です。スタッフは大変でしょうね。
―場所によって観客の反応に違いはありますか？
H：面白いくらいにありますね。動かないオーディエンスが必ずしも盛り上がってない訳ではなかったり。どんな反応でも惑わされずに、自分たちのベストな演奏を追求して行きたいですね。
―二人がすすめる曲として、アルバムの『BLOODSUCKERS』の中から『ZERO』『DAMNED』を挙げていました。それぞれに人気があるとは思いますが、今回のアメリカ公演で人気のあった曲は何でしたか？
H：『Live Wire』（笑）
―８日から現在までのライブで印象に残っているエピソードはありますか？
H：前日の夜から寒いのに会場に並んでいて SIXX:A.M.のファンかと思っていたら僕らのファンだったのは嬉しかったです。
―ハードなスケジュールの中で、どのようにリラックスしていますか？
H：移動中など時間は案外あるので、お酒を飲んだり、本を読んだりしてリラックスしてますよ。
K：なるべく移動の車中では睡眠をとり、長時間の移動が気にならないようにしています。
―米国でライブをするということに何か思い入れはありますか？
H：もちろん。少しでも憧れていたアーティストに近づいているように思えます。
K：ロックの本場なので、ロックに対して耳が肥えてる人がたくさんいるから、毎回反応を楽しんでいます。
―「食べ物がおいしかった」「景色が良かった」など、気に入った都市はありましたか？
H：どの街も初めてなので新鮮ですね。サンフランシスコは昔から素敵だと思ってます。今回はクラムチャウダーを食べられなかったのでまた行きたいです。
―ファンの皆さんが喜ぶような活動の予定は？
H：今年はニューアルバムを世界に届ける活動をしていきたいので、表立った活動が多くなると思うので見届けてほしいですね。
―今後の目標などあれば教えてください。
H：やはり、SIXX:A.M.は羨ましく思ってます。ああいう存在になれたら満足です。
K：このようなツアーを頻繁にやっていきたいです。
―今後、ＶＡＭＰＳが目指すロックミュージックとはどのようなものでしょうか？
H：自分たちの感性を信じているので、僕とK.A.Zの良いと思ったことをやるだけです。
K：新しいものや古いものを積極的に取り入れて、さらに進化していきたいです。
―日本に帰ったら、やりたいこと、行きたい場所はありますか？
H：温泉に行きたいです。
K：シャワーばかりなので、僕も温泉に入りたい。あと美味しいそばを食べたいです。
―最後に、ニューヨークで暮らすファンの方々にメッセージをお願いします。
H：久しぶりにニューヨークに行けることを楽しみにしています。現在のVAMPSはとても良い状態なので、来てくれたら噛み付いて離しません。
K：またニューヨークで皆に会えるのが待ち遠しいです。楽しみに待っていてくださいね〜。
VAMPS『BLOODSUCKERS』 2010年リリースの『BEAST』以来、実に4年ぶりとなるVAMPSのニュー・オリジナル・アルバム『BLOODSUCKERS(ブラッドサッカーズ)』。 海外公演を精力的に行うVAMPSの二人が、9カ月もの期間を費やして制作した、“VAMPSの今”が集約された渾身の一枚。
