ブリトーやタコスなどのメキシコ料理を提供し急成長を遂げているチェーン店、チポレ・メキシカングリルがニューヨークを含む67都市でデリバリーを始めると22日、ネイションズ・レストランニュースが報じた。
デイリー・ニュース紙によると同社は、宅配サービス会社のポストメイツ(Postmates)とビジネス提携し、スマートフォンのアプリケーションやウェブサイトを使用してのデリバリーサービスとなるもよう。しかし、便利な反面その他にかかる料金が高いことも注目されており、9%のサービス料、さらにデリバリー料として距離と内容により5ドル〜の料金がかかる仕組みだ。
チポレ・メキシカングリルは過去に他の宅配会社を利用したデリバリーサービスを終了した経緯があるが、今回は新たにポストメイツとのパートナー提携を正式に果たした。
近年他のファストフードチェーンも70億ドルといわれるフードデリバリー業界に参入しようと同様の動きを見せている。タコベルは今年、試験的にデリバリーを実施する予定。マクドナルドは、マックデリバリー(McDelivery)プログラムを進行中、バーガーキングは自社サイト上でニューヨーク市など選ばれた市場においてデリバリーのテスト施行をしている。