半健康のはなし
*半健康体とは
半健康は病気ではありませんが、健康ともいえない中間の状態を言います。現代ではこの半健康が激増しています。
病気という言葉は本来「気を病む、気分が良くない」ことを意味します。休みなく続ける生命活動も、時として正常な機能を営めなくなることがあります。この気分の良くない状態を、主観的に病気と呼びます。
しかし、西洋医学では「病名」をつけて初めて病気と呼ぶ習慣があります。病名を付けるには、臓器の異常や組織細胞の変化などが客観的に認められなければなりません。医師も原因が分からず治療法もないので、患者の気のせいにされることも多々あります。
*ストレス対策
忙しい現代社会の中で、人間関係や仕事の問題、環境の悪化などストレスを作る刺激材料が山ほどあります。それらがストレス状態、例えば、イライラ、不眠、食欲不振、胃痛、筋肉痛、関節痛などを引き起こします。
ストレスは体全体での反応です。内科、整形外科、精神科などに行き、体を細かく分析しようとしても半健康の治療には役立ちません。半健康に用いる薬はないのです。
胃弱、神経疲労などの異常はすべて脊柱や骨盤に出ます。脊柱に現れるストレス反応は筋緊張、関節のゆがみ、背骨の圧通などで、これらを検査すれば心身の異常をキャッチできます。
カイロ治療は一種のストレス療法で、刺激と反応をうまくコントロールし、神経機能を活発にします。例えば、同一の刺激を十人に与えても同じ反応は戻ってきません。ある人には有害、ある人には有益なものとして反応を示します。そこで、カイロプラクターは有益な効果だけが出るように治療を工夫している訳です。これは高度な知識、技術が要求されます。病気ではありませんが気分が優れない方は、ぜひカイロをお試しください。
この回を持ちまして、ポキポキ My Lifeを一旦終了します。皆様、カイロプラクティックに興味を持って頂けましたでしょうか?私の記事が皆様の生活向上につながれば幸いです。
プロフィール
Dr.ロバート・F・コレス
ラトガース大学卒業、NYカイロプラクティックカレッジ卒業、35年の実績・慢性神経の痛み治療の専門医
ジャパニーズ・アメリカン・カイロプラクティック・オフィス
211 E 43rd St, Suite 609(bet 3rd & 2nd Ave), NYC
※グランドセントラル駅から徒歩2分 212-697-3401 www.drcoreth.com