歌手のジャスティン・ビーバーが先日、米国などの高校生にとって一大イベントであるプロムにサプライズ登場し話題を集めたが、喜びを爆発させた生徒たち(特に女子だろう)の裏で教師たちは顔をしかめていたようだ。
ジャスティンが現れたのは、ロサンゼルスのチャッツワース高校が行ったプロムのダンスフロア。なぜ突然高校のプロムに?実はジャスティンも会場となったジム・ヘンソン・スタジオでレコーディングを行っおり、それを知って参加に踏み切ったもよう。もちろん会場は大盛り上がりとなり、複数の生徒がジャスティンと一緒に写った写真や動画をソーシャルメディアに上げている。もみくちゃにされながらも笑顔でダンスを踊る様は、さすがは音楽界の大スター。
ところがこの行動に同校の教師陣はお怒りだという。これだけの(ティーンに大人気の)スターが姿を見せれば、当然会場がパニックになり、けが人も出ることが予想される。学校側はそれを防ぐため、事前にジャスティンにプロムを邪魔しないよう約束をしていたという。
芸能情報サイトのTMZによると、「ジャスティンと関係者らが会場の警備を突破し、プロム会場に乗り込んできた」のだとか。しかしジャスティンの代理人は、「ジャスティンに遭遇した生徒にお願いされてこういう運びとなった」そして「喜ばれたのにこんな報道になるとは残念」とコメントしている。また、一部の生徒はスターをプロムに呼んでくれた学校関係者に感謝したい、などとツイートしているといい、参加に至った経緯の真相は明らかではないようだ。
自身は年ごろ既にスターであったため行けなかったのか、「いつもプロムに行きたいと思っていた」という若干21歳のセレブ歌手。結果けが人も出ず大きな事態には至らなかったが、プロムにも美人モデル二人を引き連れているあたりは、最近色気を出すことに余念がない彼を象徴している感じ。