昨年ニューヨーク市の観光大使に歌手のテイラー・スウィフトさんが選ばれ、ニューヨークの新たな〝顔〟として知られたが、今度は市のインスタグラム大使を募集しており、決定はもうすぐだ。
ニューヨークの新たな試みとなる「インスタ大使募集」は、このほど再出発した市のインスタグラムアカウント「@nycgov」の発表を記念して、〝ニューヨーカーの手により発信するニューヨーク〟となるもようで、ファイブ・ボロー(マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、スタテン島、ブロンクス区)から1名ずつ募集している。5月3日まで募集を受け付けており、デ・ブラシオ市長率いる市の運営側はハッシュタグ「#SignsOfSpringNYC」を付けてニューヨーカーたちに大使に立候補(写真を投稿)することをすすめている。
写真のプロフェッショナルである必要は無く、スマートフォンを使った写真家など誰でも受け付けており、審査員にはデ・ブラシオ市長の妻、シャーレーン・マクレイさんも加わり、それぞれの区の大使を選ぶべく投票を行う予定。
デ・ブラシオ市長は「ニューヨークはクリエイティブなエネルギーに満ち、様々な文化が混在する特別な街。市のインスタグラムはこの街の潜在能力を披露する場となり、実際に市に住む人々の目線で季節感などを伝えられる」と述べている。
選ばれたインスタ大使たちは8月31日まで使命を務める予定。