米国での公開が無事終了 映画『和食ドリーム』

映画『和食ドリーム』予告編の一場面


 4月30日、和食についてのドキュメンタリー映画『和食ドリーム』はニューヨークでの公開を無事終了し、鑑賞者にさらなる和食の魅力を印象づけた。
 3013年12月に、和食がユネスコの無形文化遺産に選ばれた経緯から、また共同貿易代表取締役社長の金井紀年氏が91歳となり、同氏の業績を残したいという思いから制作に至ったという同作品。作品中では50年以上にわたり米国で日本食の普及に尽力してきた金井氏の日常や仕事を写し、ニューヨークやロサンゼルスなどで活躍する日本食レストラン・シェフや和食を研究している大学教授たちなどが、彼らが目にしてきた米国での和食文化について語っている。
 ニューヨークの劇場に足を運んだ男性(40)は「日本人と米国人のシェフの料理に対する姿勢や取り組みの違いが興味深かった。また、〝旨味〟の発見は日本人ならではの繊細さがうかがえた」と感想を述べた。
 日本全国で公開され、米国ではロサンゼルスに続き、ニューヨークでも1週間にわたり公開された。

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