フードを中心に多数の屋台が集まり人気を博す、ブルックリン区のフリーマーケット「スモーガスバーグ」が今夏、コニーアイランドで同様のマーケットをオープンする予定だ。
コマーシャルオブザーバー紙が4月29日に伝えた情報によると、不動産会社のソア・イクイティは所有するバワリー・ストリート1320番地を人気エリアにすべく、ブルックリン区を本拠地とし過去40年間新しいストリートアートショーなども提供してきたコニーアイランドにスモーガスバーグの開催を打診したという。現在駐車場となっているその場所は、新しいテナントに向けて整備されるという。
情報の多くはまだ公開されていないが、12件のベンダーが設置される予定。各ベンダーはテントの代わりに“輸送コンテナ”を設置し、フードの販売をする。ブルックリン・フリーの共同設立者であるエリック・デンビー氏は、「まだいくつかの詳細事項を決めかねている状態にあるが、ベンダーの詳細は後日発表できる見通し」と伝えている。
ソア社は不動産を押さえ歴史的な建造物を脅かしており、このコニーアイランドの変身においても責任は重大とされている。また、今夏市内にオープン予定であった俳優のマーク・ウォールバーグさんのバーガーチェーン、ウォールバーガーの開店も遅れている。
コニーアイランド近辺では、1840年代の最初の発展から浮き沈みを経験しており、現在は美味しい食べ物のある“海岸のタイムズスクエア”としての変貌を遂げている段階だ。