ロマンがつまったヒゲ自慢大会!

 メンズ・グルーミングの世界では、ヒゲをたっぷり蓄え、クラシックなスタイルに回帰するいわゆる「ジェントルマン・スタイル」がグローバルに流行中。ニューヨークのメンズの間でもそれは例外でなく、髪やサイドは短くタイトにまとめ、ヒゲをのばすスタイルが大流行りです。
 しかし、単なる伸ばしっぱなしの〝ボーボー〟と、きちんと手入れされたヒゲの違いは一目瞭然。紳士のヒゲは、1日にしてならず、なのです。
 そんな手塩にかけたヒゲを披露する機会がニューヨークで開催されるそうで、
その名も「ニューヨーク市あごヒゲ・口ヒゲ コンテスト 2015」。5月16日夜にローワーイーストサイドで開かれ、参加費は25ドルとのこと。今年で第5回を迎えるれっきとした大会なのです。
 帰するところ、これはアート! 例えるならば、盆栽/BONSAIと同じ。分かる人には分かる、「いいところで入れたね、ハサミ! こりゃ、たまらん」とか「ほほう、これは美しい」などとつぶやきながら見物する、素敵な集まりかと存じます。
 「自然な口ヒゲ」、「あごヒゲ・フリースタイル」、「ニセものなのに本物に見えるあごヒゲ、口ヒゲ」「ニセものでとことんクリエイティブにしたあごヒゲ・口ヒゲ」などの魅力を爆発させられる部門がいっぱい! 精魂を込めて育て、自信を持ってお届けするヒゲがどの部門に所属するかは、ご自身でお確かめくださいね。
www.gothamcitybeards.com/competition/

Photo: Alexander Gardner, Alberto Korda (Museo Che Guevara, Havana Cuba)