ニュージャージー州に本部を置く動物擁護団体ハスキーハウスが7日、空き家に置き去りにされていた40匹の犬を救出した。
NJドットコムによると、通報を受けた同団体の救助グループが、同州レイクウッドのスプルース・ストリートにある崩壊した2階建ての空き家を訪れると、家の中は尿や糞だらけで、積み重なった糞に正面ドアが塞がれ、犬は出入りできない状態にあったという。屋根の垂木や壁の内部で見つかった犬もいた。
救出活動は同日午後から開始され、翌日未明まで続いた。救出された犬はゴールデンレトリバーや、オーストラリアンシェパードとボーダーコリーの混血などで、体中が泥にまみれていたため、洗浄され毛を剃られた後、同団体の獣医により精密検査を受けた。犬たちは、マタワンにある同団体の施設やジャクソンのオーシャン郡動物施設、イレブンアワーレスキューなど別の動物救助団体に引き取られた。
ハスキーハウスは、アマゾン・ウィッシュリストとゴー・ファウンド・ミーで、清掃用品、毛布、ギフトカードなどの寄付を受け付けている。