宝くじに外れた男がイーストハーレムにあるデリで大暴れし、ロトマシンを破壊したのち従業員に暴行を働く事件が7日起きたとDNAインフォが報じた。
警察によるとロン・ソーニー容疑者は同日午後7時ごろ、1.2億ドルの宝くじに当選したか確認するためハーレムのデリを訪れたという。当時ロトマシンは故障しており、「画面がフリーズしていたため、どうすることもできなかった」と従業員は話すが、ソーニー容疑者は怒りを露にしたという。身の危険を感じたデリのマネージャー、アレックスさんは野球バットで自身を守ろうとしたが、ソーニー容疑者にバットを払いのけられ、顔面を殴られた。同容疑者はそのままバットを振り下ろしながらロトマシンとデリのショーケースを打ち壊し、店内で大暴れした後、外に駐車してあったアレックスさんの車のフロントガラスをも叩き割った。
他の従業員は「怖くてどうしようもなかった」と振り返っており、アレックスさんは顔や脚を負傷した。ソーニー容疑者は裁判で暴行および器物破損容疑で起訴され、15日間拘留されることが決まった。
なお、デリおよび破壊された車の損害は1万5000ドルにまで上ったが、ほとんどは保険でカバーされたという。