米海軍、海兵隊及び沿岸警備隊の艦艇が埠頭につき様々なイベントが催される「フリートウィークNYC」が、今年も20日〜26日まで開催中だ。
期間中は水兵、海兵隊員、湾岸警備隊員らに上陸許可が出され、ニューヨーク市内でミリタリーバンドのコンサートなどが行われ、家族との再会を心待ちにしている隊員も数多くいる。
ミサイル駆逐艦「USSバリー」の一等兵曹ブランドン・ロビンソンさん(30)は家族全員との再会はもちろん、市内のダンスクラブへ出かけたり、フォートグリーンのお気に入りのピザ店へ行くのが楽しみだと、エーエム・ニューヨークの取材で話している。また同艦内の一般公開を控え、研磨機で錆を落としペイントをするなど“大掃除”の真っ最中であることも説明した。
今回フリートウィークに初参加の三等兵曹ジョナサン・トーレスさん(27)は、「両親に艦内を案内し銃器の装備などの説明をする」と語り、さらに先輩から「白い制服に身を包み市内を歩くと、どこへ行っても歓迎される」と聞かされ、友人らと市内のバーへ行くことも楽しみにしているという。