NY主要3空港はストレス? ワースト遅延リスト入り

P01ニューヨーク州では、エプロン上の機内で3時間以上待たされている乗客には食事や水、新鮮な空気を提供する他、トイレの利用も可能にするという法律がある


 ニューヨーク周辺の空港を利用すると大概待たされるので、旅行者はイライラしている? 28日、「2014年度全米にある空港の中でもっともエプロン(飛行場・駐機場)での遅延が発生したリスト」が発表され、ニューヨーク周辺の主要3空港がワースト遅延リスト内にランクインしたことが分かり、米各メディアが伝えた。
 1〜5時間の遅延が発生して他のフライトに影響を与えた割合の順序では、ワースト1はラガーディア空港、ワースト2がJFK空港、ワースト3がニューアーク空港となっている。
 遅延したフライト数のリストでは、ワースト1は計3679便の遅延が発生したシカゴのオヘア国際空港で、2661便のJFK空港が2番に、2457便のラガーディア空港が3番目に入った。
 エプロンでの遅延が発生するということは、旅行者は空の上ではないのに飛行機の中に閉じ込められ、旅行や移動時間を奪われていることになる。その土地に到着してからの思い出も重要だが、行き帰りでの体験も「その旅行の一部」。世界有数の観光都市を目指すニューヨークには課題が山積みだ。