ニューヨーク市のマンハッタン区では、毎年6月にゲイプライド・パレードが行われているが、ブルックリン区ウィリアムズバーグでも6月20日に地元のビジネスオーナーらの呼びかけで「ノースブルックリン・プライド フェスティバル」が開催されることになったと、各メディアが伝えた。
主催者によると、同イベントはフードスタンドやライブコンサートなどが計画されている他、自身の性的思考のために家族との関係がうまくいかず、ホームレスになった10代の同性愛者について知ってもらうことも、目的の1つとしている。
このため主催者側は、非営利団体「ハート・ギャラリー」と提携し、家と親を失った子どもたちの里親、養親になるための情報を提供する場を設けるとしている。同団体では、家を失った子どもたちの写真をプロの写真家が撮影し、子どもたち自身が自分の生い立ちを語ることで、里親や養親探しの手助けをする活動を行っている。
同イベントのパーティは同じ日に北11丁目のワイスとケント通りの間で開催され、午後12時から3時半は家族向けイベントを中心に、夜の時間帯は大人向けのパーティになる予定。
なお主催者側は物流経費に充てるとして、クラウドファンディングのキックスターターで、1万5000ドルの資金集めを行っている。