性行為拒否され夫が妻刺す 永住権目的の偽装結婚夫婦 

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 ブルックリン区で5月26日、グリーンカードの取得を目的に結婚を偽装した夫婦の夫が、性行為を拒否した妻をナイフで刺すという事件が起きた。
 ユーパリ・ぺリジェ容疑者(40)は、同区イースト・ニューヨークに住む妻のデニーシャ・ロジャーズさん(27)の自宅で、ロジャーズさんに性行為を拒否されたため、顔面、頭部、胴体をナイフで刺したとみられている。
 ロジャーズさんと付き合って2カ月になるという恋人のクリス・ジャスティンさん(23)によると、ロジャーズさんは、グリーンカードの取得を目的に8カ月前に容疑者と偽装結婚したと聞いているといい、容疑者にはどことなく異常な感じが見受けられたという。
 ロジャーズさんは、ブルックデイル大学病院に搬送されたが、こん睡状態の重体であるという。容疑者は現場から逃走したが、同日夜逮捕され、殺人未遂および暴行罪で起訴された。
 容疑者はスタテン島に住まいがあり、夫婦は別々に暮らしていた。