6月5日は… 「ドーナツの日」!

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 米国の国民的おやつといえば、ドーナツ。丸くて愛らしいシルエットにチョコレートやカラースプレーがトッピングされ、見ているだけでウキウキするもの。
 さて、毎年6月の第一金曜は「ドーナツの日(National Doughnut Day)」であることはご存知だろうか。日頃からエネルギーと癒しのひと時を与えてくれるドーナツさんに感謝の気持ちを伝えよう! …ではなく、ドーナツの日とは、第一次大戦中、軍人たちの労をねぎらうために救世軍(The Salvation Army)がドーナツを配ったのがきっかけで始まったものだという。
 この特別な日には、多くのドーナツ店が〝フリードーナツ〟を配ることでも知られている。
 日本でも大行列を作った「クリスピー・クリーム・ドーナツ」でも毎年一部の店でドーナツを無料で配布しており、もちろん今年も例年同様に行うとのこと。昨年はなんと10万人が同店のドーナツを手にしたそう。
 ニューヨークでもっともポピュラーなドーナツ店である「ダンキン・ドーナツ」も、もちろんこの一大イベントに参加、70種類以上のドーナツを用意し無料でふるまうと公式サイトで発表している。ただし同店では飲み物の購入が条件とのこと。
 その他ニューヨークでは、マディソン・スクエア・ガーデンの「エンテンマンズ」を含む複数のドーナツ店がこの日フリードーナツを配る予定。
 老若男女問わず愛されるドーナツ。「ドーナツの日」のルーツや食べ物への感謝を考えながら味わってみるのもいいかも。オールドファッション、グレイズド、クリーム入り。何を選ぶかはご自由に。
※すべてのドーナツ店がフリードーナツを配っているわけではないので、各自でお調べください。

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