今年度の水泳教室始まる ニューヨーク育英学園


 ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッドクリフス市、岡本徹学園長 園児・児童数185名)幼児部・小学部ではこのほど、体育の授業の一貫として2015年度の水泳教室が始まった。
 幼児部の水泳教室は3つのレベルに分けて指導が行なわれている。初級クラスは、顔を水につける練習から始まった。歌やリズムに合わせて、水面に顔をつける練習をしていくうちに、徐々にではあるができるようになっていった。
 中級クラスではビート板をつかってのバタ足練習やフラフープの中を潜り抜ける「けのび」の練習に挑戦した。この練習のねらいは、泳ぐ際にできる限り水の抵抗を少なくする、水平姿勢保持の感覚作りである。
 上級クラスでは、息継ぎを含めたクロールの練習を始めている。ここではリラックスをして、無駄のないフォームで泳ぐことを目標としている。
 小学部でも同様にレベル別のクラスに分けて指導が行なわれている。5・6年生が中心の上級クラスでは,初日から休むことなく1000m近くを泳いでいた。その中で重点が置かれていたことは、水をしっかりと掴み、フォームを整え泳ぐことであった。泳ぎ終わった子どもたちからは「目標の距離を泳ぎきった」「気持ちよかった」などの声が聞こえた。