photo: SoFuegoProductions
英国人男性2人がこのほど、ニューヨーク市の地下鉄の全路線をどのくらいの時間で乗り尽くせるかを計る“サブウェイ・チャレンジ”に臨んだが、地下鉄の遅延が原因でチャレンジは失敗に終わったとメディアが伝えた。
この挑戦のために英国からニューヨークを訪れたというマーク・ゴーリーさんとマーチン・イーストさん。彼らが挑戦したサブウェイ・チャレンジは各駅停車の電車に乗車し、ニューヨーク市の地下鉄の全路線をできるだけ短い時間で乗り尽くすというもの。
何カ月も前から慎重に練ってきたという計画通り、２人は５日午前３時にファーロッカウェー駅をスタートしたが、午前９時ごろに各駅停車だったＭ線が突然急行に変わり、計画外の出来事となった。また、ジャマイカ駅ではＪ線の出発が遅れ、刻々と時間が過ぎるのを待つ彼らにさらなる打撃を与えるかのように、チェンバー駅では彼らが乗車するはずだった電車が路線変更された。
１つの遅れが次の遅れへと繋がり、どうしようもなくなった２人だが、かつてロンドンの地下鉄を16時間44分16秒で乗り尽くすという記録を持っていた彼らは、ニューヨークの地下鉄での記録づくりにも再度挑戦すると意気込んでいる。なお、現在のニューヨーク・サブウェイ・チャレンジ最速記録は21時間49分35秒だ。
