カップケーキで有名な「マグノリアベーカリー」が今年9月、ペンシルベニア駅(ペンステーション)に直営の新店舗をオープンすると発表した。マグノリアベーカリーの責任者スティーブ・エイブラムス氏が、ニューヨーク・ポストのインタビューに答え明らかになった。
新店舗は同駅地下、シナボンの店舗跡地で1100平方フィート(およそ102平方メートル)の広さがあり、ローカルカフェやプレタマンジェー、GNCと軒を連ねることになる。
マグノリアベーカリーは清潔な店舗とパステルカラーの内装で有名だが、新店舗となるペンステーションはこうしたイメージからはほど遠いとも言われている。エイブラムス氏は「同駅は利用者数がとても多く、これはわれわれのビジネスにもっとも大切な要因だ」としている。また同店舗が開店すれば、直営店ではロックフェラーセンター店に続き、第2位の売り上げをたたき出すだろうとも語っている。
同ベーカリーは今年、ホノルル、コロンビア、モスクワ、サウジアラビアにも新店舗を作る予定で、今年度の総売り上げは、直営店とフランチャイズを合わせ3500万ドル(およそ43億円)以上と推定されるという。