毎夏ニューヨークで開催される演劇の祭典「リンカーン・センター・フェスティバル」で23〜26日に上演される日本からの作品、「海辺のカフカ」(蜷川幸雄の演出/村上春樹原作)の一般チケットが現在好評販売中。
演劇、音楽、舞踊など世界の10団体が公演を行う中、日本の作品は同作のみで、ニューヨーク・タイムズ「年間ベストブック10冊」(2005年)や世界幻想文学大賞(06年)に選ばれた村上春樹の傑作長編小説を、世界のニナガワが演出し注目を集めた舞台。同公演は、15年蜷川幸雄生誕80周年を記念したワールドツアーの一貫で、ニューヨークの他ロンドン、埼玉、シンガポール、ソウルでも上演。宮沢りえ、藤木直人、鈴木杏他、魅力的なキャストが集結。カフカ役はオーディションを経て、14年に本作で鮮烈な舞台デビューを飾った古畑新之が務める。英語字幕付きの日本語での公演。
一般チケットは55ドル〜100ドル。チケットの購入はリンカーン・センター・フェスティバル公式ウェブサイト(www.lincolncenterfestival.org)、CenterCharge (212―721―6500)、または劇場ボックスオフィスまで(ウェブサイト、CenterChargeでのチケット購入には11ドル、ボックスオフィスでの購入には3・50ドルの別途手数料あり)。 人気作品のため、チケットの購入はお早めに。