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ニューヨーク市に本社を構えるジュークボックスの販売会社、タッチ・チューンズ（TouchTunes）がこのほど発表したデータにより、ニューヨーカーの好きな歌手が地域別で明らかになった。
ジュークボックスといえば古き良き時代を思い出す人も多いかもしれないが、現在はそのほとんどがデジタル化している。タッチ・チューンズもその一社で、同社は米国と欧州で７万社以上と取り引きをしているという。
今回のデータはウォールストリート・ジャーナルと共に集められたもので、２０１４年２月〜15年２月までの期間に、レストランやバーなど市内５００カ所以上から収集された。
マンハッタン区のセントラルパークからファイナンシャルディストリクトまでを見てみると、〝世界でもっとも稼ぐ夫婦〟として知られているビヨンセとジェイ・Ｚがそれぞれ１位になっている地域が多い。しかし一方で、マンハッタン区内の12地区で１位となったのは大御所ロックバンドのローリング・ストーンズだった。
現在若者を中心に人気のリアーナやテイラー・スウィフトなどはランクインしているものの、１位にはなっていない。また、マンハッタン最南端のバッテリーパークではマイケル・ジャクソン、ハーレムではラテン系スターのロメオ・サントスが１位となっている。選ばれた歌手により、その地域に住んでいる人種や年齢層がある程度想像できる結果となっていて興味深い。
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