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米国科学アカデミー発行の機関誌に掲載されたある研究チームの論文によると、人はお腹が空いていると、本当に欲しいものの他に、必要ではないものも購入してしまう傾向にあるという。
科学者は、「欲しい」とは絶対に必要な物ではないが取得することで生活の向上に繋がるもの。「必要」とは取得できなければ生活に支障が出るもののことを指すとし、類似するこの2つの語を区別している。
研究チームは、被験者に文字が一瞬だけ表示される画面を見せ、その単語のスペルが正しいかどうかを答えてもらう実験を行った。その結果、空腹の被験者は食べ物に関連する言葉を、食べ物ではない言葉よりも正確に認識できた。また、Wantなど「獲得」に関連する言葉に対しての正確さを言い当てる確率も上がったという。これらの結果により、空腹は〝欲しい〟食料の獲得を促すだけではなく、食料以外の〝必要〟な物も獲得したいと感じる欲求をも高めることが分かった。
同チームは、他の実験も行った。空腹を感じている被験者らに食べ物と、食べられない物の名称が5つずつ記されたリストを配り、それらをどのくらい欲しいと思うかを評価してもらった。空腹の被験者の評価は、食べ物も食べられない物にも、満腹の被験者らに行った同じ実験結果に比べて評価が上回っていた。また、デパートで実施した調査により、買い物客は空腹を感じていると食べ物以外の商品をより多く購入したことも分かったという。また空腹だと、最終的に満足できないものを購入してしまう傾向にもあるという。 人は空腹だと「欲しい」と感じるものと「必要」だと思うものを混乱してしまう。ということは、空腹時には安価なものを売る店であったとしてもショッピングに行かない方が賢い選択と言えそうだ。
※参考www.pnas.org
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