今年から新しいスケジュールで始まった「ニューヨーク・ファッション・ウィーク・メンズ」がきょう幕開けとなり、16日までの4日間、ソーホーのスカイライト・クラークソン・スクエアを会場に50以上のブランドが集結する。
ファッションカレンダーを取り仕切る米国ファッション協議会(CFDA)が「米国のメンズウエアはより強力に、よりクリエイティブになっている」と言うように、来週から始まるマーケットウィークに先駆け、バイヤーがニューヨークに集まるタイミングでこの期間に行い、さらなる盛り上がりが期待される。第一発目を飾るニューヨーク・メンズデイは今季は11ブランドが参加。初日午前10時半からの会では、幾何学的なパターンの柄と春夏らしい色使いで魅せた「デイビッド・ハート」、ミリタリーからインスパイアされアースカラーにタイトなシルエット、そしてベルト使いが印象的な「カデット」、スポーティーとモードを程よくミックスし、グラデーションの美しいレインボーカラーを要所に施した「ガルシアベレス」などが新作を披露した。
14日は「トム・ブラウン」、「トッド・スナイダー」、「ラグ・アンド・ボーン」といった日本でも人気のニューヨーク発ブランド、そしてニューヨーカーからも評価の高い日本発のブランドとして、尾花大輔氏がデザインする「エヌ・ハリウッド」が参戦。ニューヨークを中心に広がるリアルクローズのメンズウエアがますます面白くなりそうだ。
All photos: Ayakomboo