17日、セントラルパークで「下着マラソン大会」が行われ、ことしも多くのアンダーウェア・ランナーたちが1.7マイル(約2.7キロメートル)を駆け抜けた。
2006年に初開催された同イベントは、いち早くゴールテープを切った男女だけでなく、「ベスト・脱ぎっぷり賞」の男女にも賞が与えられるなど、お祭り好きのニューヨーカーの間で人気。今年も参加者募集開始から早々に上限に達したという。
一方18日にはミッドタウンウエストで「ボディ・ペインティング・デイ」なるイベントが開かれ、西47丁目の1と2番街の間、ダグ・ハマーショルド広場から国連まで、全裸にボディペイントを施した約100人のモデルたちが行進した。今回が第2回目となるこのイベントの資金はクラウドファンディングのキックスターターで集められ、第1回目の2倍の規模で実現したという。
「今世界に必要なものは…」のテーマが設けられた今回、100体の“キャンバス”には75人のペインターによって動物、木や水、幾何学模様、ピカソを彷彿とさせるような顔のペイントなど、それぞれのメッセージを込めた作品が描かれた。仕上がったボディペイントは一見モデルたちが裸であることが分かりづらいが、行進のスタート地点となった屋外での制作過程には、その赤裸々過ぎる光景に目を覆いたくなった人も多いだろう。
何かと“脱ぐ”ことが好きなニューヨーカー。暑さのせいだけではなさそうだ。