マンハッタン区の名物レストラン「ユニオンスクエア・カフェ」がこれまでと同じユニオンスクエア内に店舗を移すことになり、歓迎する声が多く寄せられている。
ユニオンスクエア・カフェはシェイク・シャックなど、爆発的な人気を誇る数々のレストランを率いる飲食事業経営者、ダニエル・マイヤー氏がオープンした飲食店の第1号店。来年より、その店舗を同エリアの19丁目に移し、再オープンする。新しい店舗は15年間のリース契約が結ばれており、今の店舗よりはるかに広いものとなる。これで最大150人もの客を受け入れられるようになるだけでなく、キッチンも広くなるため、シェフたちもゆとりをもって料理できるようになるという。また、レストランで使う食材をいつもユニオンスクエアの市場で手に入れているというシェフのカルメン・カグリータさんは「5分以内で食材を調達できることができ、とても便利だ」と話す。
マイヤー氏は新店舗がオープンするまでの間、ユニオンスクエア・カフェの従業員は彼が経営するほかのレストランに派遣される予定だ。ユニオンスクエア・パートナーシップのジェニファー・フォーク氏は「今回の新店舗オープンにはユニオンスクエアにある多くの店舗が協力し、その団結力を示した」と述べた。