常に時間に追われるニューヨーカー。イライラせずに、もっと早くマンハッタン区を縦断する方法はないものか。そんな期待に応えるべく、ニューヨーク市が毎年行う「夏の街路有効活用計画」でことしはパーク街などを閉鎖して巨大なウォータースライダーにすることが分かった。
全長はおよそ270フィート(約82メートル)ほどで、パーク街のほかラファイエット通り、セントラルパークやブルックリン橋の一部を閉鎖する予定。実施は市とスライド・ザ・シティ社が協力して行う。
市は、「ニューヨーク市のもっとも貴重な公共スペースである通りを有効活用することにした」と述べている。
開催予定は、8月1、8、15日それぞれ土曜日の午前7時〜午後1時となっている。参加するために年齢の制限はないが、スライド・ザ・シティのオフィシャルページなどで、事前に参加申し込みをする必要がある。
何度も通ったことのある道も、水の中で駆け抜けたら、きっといつもとは違う光景が広がっているはず。1日のチケットは既に完売のようなので、ニューヨークを滑り抜けたいアナタは、お早めに申し込みを!