マンハッタン区イーストビレッジの本格割烹料理店「Cagen」では、8月のおすすめメニューとして「鮎の炙り焼き(15ドル)」の提供を開始した。
日本から取り寄せた旬の鮎は、魚本来の味が十分に引き立つシンプルな炙り焼きと、独特の苦味が楽しめる「はらわた」をペースト状にして表面に塗ったものの2種類を用意している。どちらもそのままでも十分に旨みが凝縮されているが、同店特製の「シラントロとゆずのソース」をつけて食すのもおすすめ。口の中に広がるゆずの香りがさわやかさをプラスし、鮎の脂との相性も抜群で、はらわたの苦みをほどよく和らげる効果もある。また骨の部分は、食べる際のわずらわしさを気にする米国人でも食べやすいように油で揚げているため、頭から尻尾までまるごと食べることができる。冷たいビールや日本酒のお供に最高な鮎の炙り焼きは、今月末までの提供(入荷の状況により延長の可能性あり)。
さらに、今月下旬にはウニと本わさびを使ったご飯ものの新メニューも登場する予定。土鍋で炊いたご飯に本わさびと刺身醤油、最後に日本産のウニをのせて、香りも見た目もぜいたくな一品となる。
2013年のオープン以来あらゆる層の顧客、また各メディアから高い評価を得ている同店で、夏を彩る限定メニューを味わってみては。
Cagen
414 E 9th St(bet 1st & A Ave)
212-358-8800
www.cagenrestaurant.com
日・火~土: 午後5時半〜11時