Eビレッジのレストランが営業再開 爆発事故から約5カ月後

 ことし3月26日にイーストビレッジで発生した爆発事故の被害を受けたレストラン「B&H Dairy」が、再オープンを14日迎えた。
 2番街と7丁目の交差点付近でガス漏れが原因で起きたこの爆発事故は、ビルが2棟が崩壊するなどして死亡者2人を出す大きな事故となった。その事故に巻き込まれた同店は休業を余儀なくされたが、事故現場の再建が進んでこのほど営業再開を迎える運びとなった。同店オーナーのオーラ・アブデワヘッドさんは修復作業にあたった担当者を「ギフトを運ぶサンタクロース」と呼び、「レストランが再開店できて、とてもうれしい」と地元メディアの取材に答えた。
 爆発事故に関しての捜査はいまだ続いており、捜査員たちは目撃者を裁判所に召集し、調査を行っている。自身も頭に重傷を負ったマリウス・ウェッサーさんは「消防団員や警察官などに囲まれ、最低でも20人の目撃者が集められていたと思う」と話した。
 また、これからもあの爆発事故を忘れることなく、イーストビレッジに明るさを取り戻していくという思いを込め、事故現場には亡くなった2人を追悼する碑が置かれている。