夏もそろそろ終わりを迎える今日この頃。エンターテイメントやアクティビティなど〝遊ぶこと〟なら何でも揃うニューヨーク。でも一通りの遊びはやりつくしたし、そろそろ頭をビジネスモードに切り替えなければ…とお考えのあなたにぴったりな、楽しみながら勉強できてしまうインテリ系ツアーをピックアップ。
①Federal Hall National Memorial(フェデラルホール記念館)
「米国政治が誕生した場所」と形容される同館は、米国議会旧議事堂の敷地に建つ記念館。初代大統領ジョージ・ワシントンが就任演説を行った場所でもある。建物自体もニューヨーク市の歴史建造物に指定されており、まさに米国政治の歴史がギュッと詰まった記念館。ガイドツアーは開館中、常時無料で行われており、予約は必要ない。(ただし入場料は別途必要)
詳細はwww.nps.gov
/feha/index.htm
②国際連合本部(UN)ガイドツアー
国際連合本部を見学できるツアー。「まさか国連を見学できるとは思わなかった」という先入観で、意外と穴場になっているツアー。主要な見学先は、各種会議場や総会ホール。状況によっては、公式会議の様子を見ることができる場合もある。ツアーの最後には郵便カウンターに立ち寄るので、そこから手紙を送ることも可能。日本語ツアーもあるが、日程が決められているため要問い合わせ。料金は大人8・50ドル、子ども5ドル。詳細はwww.unic.or.jp/tours/index.htm
③The Federal Reserve Bank(FRB:連邦準備制度銀行)
「Museum & Gold Tour」(博物館と金塊ツアー)
聞き慣れない銀行の名前だが、米国の金融市場をコントロールする中央銀行。日本でいう日本銀行のようなもの。FRBにはいくつかの業務があり、世界各国から信託された金塊を保管するのもその1つ。そのため、同行の地下金庫には世界中から託された大量の金塊がある。このツアーではその金塊を見ることができる。事前予約必須。料金は無料。詳細はwww.newyorkfed.org
米国の政治・経済を堪能できるこのツアー3種はかなりおすすめ。ビジネスマンとしてバリバリやっていきたい人は、モチベーションアップにもつながるかも。