ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージ州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)小学部が8月26日、ニューヨーク州にあるブロンクス動物園で秋の遠足を行なった。
遠足の出発式では、学園長より「動物園では、本物の動物を見てくることはもちろん、そこで働いている人たちの知恵や工夫からもたくさんのことを学んできましょう」という話があった。
今回は高学年をリーダーに、各班に分かれて1〜6年生までの学年縦割りグループで行動した。地図を片手に事前に考えたルートを順番に回っていくと、「図鑑でしか見たことがなかった本物のキリンが目の前にいる」「ゴリラは思ったより大きかった」などの感想が子どもたちから聞こえた。また、モノレールに乗ってアジアの動物を見て回るゾーンは子どもたちに大人気であった。広い敷地内の岩陰や草の中に隠れているトラやサイ、ゾウなどの動物を見つけては大喜びをしていた。4Dシアターでは、笑いあり、涙ありの短編デジタル技術を生かしたアニメーションを存分に楽しんだ。哺乳類だけでなく、鳥類や爬虫類などさまざまな生物に触れ、自然界の不思議さや奥深さを自分たちの目で確認した子どもたち。この遠足を通じて生き物の生態についてだけでなく、多くのことを学んだ。
また、同学園では「秋の遠足」で見たものを描く「校内アートコンクール」を例年オープンハウスに合わせて実施している。アート鑑賞会は9月17日に開催予定。問い合わせは同学園事務局(201―947―4832)まで。