JALは2015年11月30日より、ダラス・フォートワース=成田線を開設し、787―8型機の新仕様機材である「SKY SUITE 787」で運航することを決定した。JALのダラス・フォートワース=成田線は、共同事業パートナーであるアメリカン航空(AA)が運航中の1日2便と合わせて、3便目となる。
アメリカン航空の最大拠点であるダラス・フォートワース空港は米国内の豊富なネットワークに加え、渡航需要の伸びが著しいメキシコを含む中南米エリアへも31地点、週間334便のネットワークがあり、米国内および中南米エリアからの乗り継ぎの利便性が大幅に向上する。加えて、メキシコ・ブラジル・ペルーなどの米国以外の国から同日乗り継ぎする場合には、乗継地であるダラス・フォートワース空港において受託手荷物を受け取る必要がないため、乗り継ぎ動線が非常にスムーズ。
アメリカン航空との共同事業はことしで5年目を迎え、当初、両社運航便を合わせて7路線11便で開始した北米=日本のネットワークは、今般のダラス・フォートワース=成田線を加えると9路線14便にまで拡大する。