行方不明の少女無事に保護される アンバーアラートが発令

 16日午後に行方不明になった10歳の少女が、翌日無事に保護された。
 セリーヌ・メラニー・ヒックスちゃんは誘拐された可能性があるとして、17日の正午前には児童や未成年者が誘拐および行方不明になったことを知らせる「アンバーアラート」が発令されていた。
 ニューヨーク市警察(NYPD)によると、セリーヌちゃんは水曜の午後1時ごろ、マンハッタン区ローワーイーストサイドのヘンリー通り220番地にあるキャッスル・ミドル・スクールで母親のジャクリーン・ヘンドリックさん(40)と一緒にいたという目撃情報を最後に行方が分からなくなっていた。
 実の両親はセリーヌちゃんの親権を持っておらず、セリーヌちゃんは現在親戚と住んでいる。NYPDは同日午後、セリーヌちゃんの無事を確認したと発表した。
 セリーヌちゃんは、目撃証言のあった母親と父親のキャロル・ヒックスさんと一緒にいたとみられている。

アンバーアラートは携帯電話のテキストメッセージにも送られ、多くの人にセリーヌちゃんが行方不明だということが知らされた(photo: niekverlaan)