頼むぞ、新7番線! 市のベストライン?

 17日は、7番線が良いニュースと悪いニュースを受け取った日だ。ニューヨーク市の交通に関する調査を行う団体が行った「ニューヨーク市地下鉄調査2015」によると、ニューヨーク州都市交通局(MTA)の市中心部を走る20路線中、7番線が一番顧客満足度が高く、市のベスト路線に選ばれていたことが分かった。しかし、そのわずか数時間後の同日午後1時半ごろ、およそ2時間半にわたり7番線が停止していたことも分かった。
 調査結果によると、7番線が高く評価された理由として、13日から利用が開始した11番街の「34丁目 ハドソンヤード」駅の設置と、また延長された7番線のサービスへの期待が大きいという。その期待の新駅でも16日、信号トラブルによって7番線は30分にわたって停止した。14日には、駅構内のエスカレーターが停止する問題が起きていた。
 この調査は、運行本数の多さ、サービスの正確さ、車両の清潔度などを項目に、ポイント制で顧客満足度を計っている。7番線がこの同調査で1位となるのは8回目のことで、ことしのワースト路線に選ばれたのは同率でB線と5番線だった。

左:もっと愛される7番線になりますように! (photo: brian kusler) 右:(photo: Daily Sun)