iPhone6sが発売初日に届かず? ローマ法王訪問で道路封鎖

左:©Apple、右:国連ビル、聖パトリック教会、9.11記念館、イーストハーレムの小学校、セントラルパーク、マディソンスクエアガーデンとアッパーイーストサイドの法王の宿泊先とその周辺は道路が封鎖される(Photo: reynaldodallin)


 ローマ法王がニューヨーク市を訪問する24、25日の両日、市内各所で行われる道路封鎖の影響により、25日に販売を開始するアップルの「iPhone(アイフォーン)6s」と「6sプラス」がオンライン購入者の手元に届かない可能性があるという。
 ローマ法王の訪問にあたり、市内の広範囲で厳戒な警備態勢が敷かれ、特に訪問先や宿泊先、およびその経路では道路が封鎖される。これに伴い運送会社大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は今週はじめ、同社ウェブサイトでチェルシーやミッドタウン、トライベッカ、アッパーイーストサイドなどで配達の遅延が発生する見通しだと伝えており、郵便番号10001、10007、10017、10021、10022、10023、10029の地域では、両日とも配達を中止すると発表した。なお、運送大手フェデックス(FedEx)はこの両日、遅延は発生しても配達の中止は予定していないという。
販売初日にiPhoneの最新機種が届くのを心待ちにしていた人には残念な金曜日となりそうだが、UPSは店舗窓口でのピックアップは可能だという。