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2015.09.30 NEWS NY

高校の人気アメフト選手が死亡 試合で負傷の翌日

 ニュージャージー州の高校でアメリカンフットボールの試合中に負傷した選手が死亡するという事故が起きた。臨時教育長ゲイリー・ボーエン氏が26日に発表した声明文により、明らかになった。
 ウォレン・ヒルズ・レジョナル高校フットボールチームに所属し、先発のクォーターバックを3年間務めていた3年生のエバン・マリーさん(16)は、25日夜に行われた試合の第2クオーター後半でタックルを受けけがをし、自力で歩いて退場したがしばらくすると倒れ、救急車で病院に搬送されたという。事故の詳細や死亡に至った経緯については明らかにされていない。
 同チームのマイク・クイント監督は、「35年間の監督生活の中で、こんなことが起きたのは初めてだ」と地元メディアに語っている。事故の翌日、フットボールフィールドに監督や生徒、地域の住民らが集まり追悼式が行われた。追悼式では、マリーさんの恋人も参加し、彼へ宛てた手紙を読み上げた。マリーさんは、フットボールだけでなく野球やバスケットボール選手としても活躍しており、生徒らから愛されていたという。
 同州のクリス・スリスティー知事は、短文投稿サイトに遺族に宛てた弔辞を投稿し、オンラインの募金集めサイトでは、遺族のための募金集めが開始されたという。

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