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ミッドタウン45丁目5番街からすぐという好立地に構えるエンパイア・フィジカル・メディシン&ペインマネジメント。同院院長のスティーブン・S・モラニー先生と元気の良いフィジカルセラピストたち、またフレンドリーなレセプショニストたちが笑顔で迎えてくれ、初めてでも安心して訪れることができるクリニックだ。
PT(フィジカルセラピー)で再発しない痛みの治療を
スポーツメディシンやフィジカルメディシンを専門とする、同院院長のスティーブン・S・モラニー先生は、やさしい表情とおだやかな口調で、患者を安心させてくれる。
同院が行うペインマネジメント、フィジカルセラピーとは、運動指導により筋肉のバランスを整え、筋肉や神経の通常のはたらきを取り戻し、じっくりと時間をかけて体を矯正する治療法。マッサージなどもフィジカルセラピーの一種といえるが、マッサージは筋肉をほぐす一時的なものでリラクゼーションの意味合いが強いのに対し、フィジカルセラピーは継続的かつ安定的な治療法であり、痛みの再発が起こらないよう先を見据えた〝予防〟の効果もある。またカイロプラクティックとは、背骨の歪みを治し、背骨や神経を整えるといった共通点は多いが、大きな違いは、フィジカルセラピーは、さまざまな部分の筋肉を強化、ストレッチすることで体の柱である背骨をサポートし、症状を改善する点だ。
多くの患者が、体や骨の歪みはカイロプラクティックに行くべきかという質問をするというが、「それは患者次第」とモラニー先生は答える。どんな治療法でもすぐに良くなるということはまず無い。フィジカルセラピーに限らず、完治するにはそれ相応の時間がかかる。ただ、生活習慣をそう簡単には変えられないとすれば、痛みはいずれぶり返すので、日常的に筋肉を鍛えながら体のバランスを取り戻し〝体幹〟も鍛えることができるフィジカルセラピーが治療法として望ましいというのは、理にかなっている。
また、手術の必要が無いのも、多くの患者がフィジカルセラピーを選ぶ理由の1つだ。例えば背骨の歪みが神経を圧迫する。その治療として手術で痛みを伝達する神経に手をかけても、骨の歪みがそのままであれば後々同様の問題が起こる。手術もまた、一時的には良くなるが長期的に見たら根本の解決にはならないことが多いのだ。
日常の痛み、放っておくべからず
首、手、肩、腰、背中、膝…体のあらゆる痛みを抱え、同院に駆け込む患者たち。毎日重い荷物を持つ、姿勢が悪いなどの生活習慣は、筋肉のバランスが乱れやすい。人は日常生活のさまざまな動きのなかで気付かぬうちに歪みを引き起こしており、慢性的にどこかに痛みを抱えている人は多い。そして同時にそれらの痛みを「疲れているから」、「いつものことだから」と軽視している人も実に多い。
同院では痛みの度合いや特徴に合わせて、モラニー先生の的確な診断を基に、経験豊富なセラピストたちが治療に最大限効果を発揮できるようベストなエクササイズ方法を細かく指導してくれる。患者の年齢や摂取する栄養などにより個人差はあるが、多くの患者は6〜10週間ほどで治療を終えるという。
「肩が痛い」、「腰が痛い」と毎日呪文のように唱えている人。それはただの凝りや疲れではなく、歪んだ体からのSOSかも知れない。「体のバランスを整え、筋肉がしかるべきはたらきをするようトレーニングが必要なのは、マラソンランナーでもオフィスワーカーでも同じ」とモラニー先生。痛みを和らげ、さらに将来同じ痛みを引き起こさないために、フィジカルセラピーは万人に適した治療法といえるだろう。日常的に抱えるその痛み、一度モラニー先生の診療受けてみてはどうだろう。
Empire Physical Medicine & Pain Management
ウォールストリートのクリニックでも、ミッドタウンと同じ治療が受けられます
www.ManhattanPainRelief.com
ミッドタウン
Empire Physical Medicine & Pain Management
7 W 45th St 9th Fl (bet 5th & 6th Ave)
866-265-3574
ウォールストリート
Downtown Spine, Sports & Orthopedic Rehabilitation P.C
65 Broadway / 47 Trinity Place, Suite 603 (Bet Wall St & Exchange Pl)
212-422-1111
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