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マンハッタン区ローワーイーストサイドで人気もパストラミサンドイッチの厚さも伝説的な「カッツ・デリカテッセン」が、ブルックリン区に新店舗を今秋よりオープンさせることが14日分かった。
ブルックリン区の新たな店舗は「デカルブ・マーケットホール」内。同店は、およそ50あるベンダーのうちの1つに仲間入りする。これは同店にとって1917年の開店以来、初の事業拡大となる。
デカルブ・マーケットホールは、バークレーセンター近くにあり、近年発展がめざましいエリアだ。地元メディアの取材に対し、カッツ・デリカテッセンのオーナーは「大変嬉しい報告ができて興奮している。ローワーイーストサイドで、われわれは多くの世代に同時に愛されている。今や、若者を中心に人々はブルックリンに集まっており、客はほとんどが旅行者だが、ブルックリンに長く住むローカルの人々もいる。多くの人に提供できることを楽しみにしている」と述べている。また、「ジュニアズ」のような老舗は間違いなくライバルになるとも述べている。
ニューヨークを代表する老舗にとっても、事業を展開していくことは容易ではない。およそ100年前からの味を、もう100年続けていくことができるか。変わりゆくニューヨークで新たな挑戦が始まる。
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