日本クラブは今月29日~11月23日まで、創立110周年を記念して「ドクターノグチのニューヨーク・ニューヨーク」展を開催する。
1900年、大きな志を持ち米国の地を踏んだ野口博士はニューヨークで一途に研究に勤しみ、梅毒スピロヘータの研究は当時の医学界で大きな話題となり高く評価さた。また、研究所での生活とともに、米国社会の中で政界、財界などとも交友を深め、日米の友好関係と日本人の地位向上をめざし、日本倶楽部(現日本クラブ)などの活動に積極的に参加した。
同展では、05年にロックフェラー医学研究所の一員としてニューヨークに移り、28年に殉職するまでの24年間の生活と交友などを紹介するほか、野口博士が実際に使用していた顕微鏡や、自筆の履歴書、アルバムなど、極めて貴重な品を見ることができる。
入場無料。詳細は電話(212―581―2223)またはEメール(info@nipponclub.org)で問い合わせを。
日時:10月29日(木)~11月23日(月)
場所:日本ギャラリー(於 日本クラブ)
145 W 57th St(bet 6th & 7th Ave), 7Fl
www.nipponclub.org