ゴッホ研究家の吉屋敬氏が講演会 日本クラブ

吉屋敬氏


 日本クラブでは11月18日、「没後125年―ゴッホの真実を追って―」と題し、画家・エッセイスト・ゴッホ研究家の吉屋敬氏をオランダより迎え、毎年大好評の講演会を開催する。
 ことしはゴッホの没後125年にあたり、オランダ、ベルギー、フランスの所縁の地ではたくさんのイベントが開催され、ゴッホ人気は年々上昇する一方。同講演会では、小学校時代にゴッホ作品に巡り合い、やがて画家を志してオランダに留学してから50年間同地に住み続けている吉屋氏が、著書「青空の憂鬱=ゴッホの全足跡を辿る旅」(評論社2005年)をベースに、独自のゴッホ像を語る。
 神聖視されすぎたゴッホをもっと身近な存在として捉え直す中で、エスカレートし続けるゴッホ人気の根源は何なのか、ゴッホの画家としての自意識、現代美術に果たした役割は何なのかなどを、一般にはあまり知られていない隠されていた事実やエピソード、真実の姿を通して解き明かし、死の真相にまで迫る。
 参加費は日本クラブ会員15ドル、ゲスト20ドル(ドリンク付)。申し込み・問い合わせは電話(212―581―2223)またはEメール(yhonda@nipponclub.org)で連絡のうえ、その後参加費を11月16日までに事務局(本多)まで郵送のこと。16日午後5時以降のキャンセルについては返金不可。講演会終了後に希望者は吉屋氏と一緒に実費にて夕食会に参加できる。事前の予約が必要。
日時:11月18日(水)午後6時半〜8時
   (午後6時〜受付開始)
場所:日本クラブ5階サクラルーム
   145 W 57th St(bet 6th & 7th Ave)          
www.nipponclub.org