側弯症とは、背骨を前後から見た時、右または左側に曲がっている状態を言います。側弯症は大きく分けて2種類あります。一つは遺伝的な要素によるもの。もう一つはけがなどにより実際に骨がズレたことが原因となるものです。
側弯症が特に表れるのは思春期が一番多く、放っておくと骨の成長とともに進行していきます。ホルモンのバランスが崩れ、筋肉が弱ってくる40代からも悪化します。
カイロプラクティックは側弯症の治療に関して高い評価を受けています。従来の整形外科的アプローチは、数カ月ごとのレントゲン検査で経過を観察します。治療をする場合は牽引、もしくは背骨ベルトを一日中着るぐらいです。そして悪化した場合は外科手術というプロセスです。これでは良くなる見込みは非常に低く、背骨は曲がったまま現状維持、ひどくなれば手術になりかねません。
石谷カイロプラクティックでは、側弯症について専門的に治療をしているカイロプラクターが根本的な原因の追究をし、それぞれの側弯症を回復するための正しい治療を行っています。側弯症は実際の背骨の歪みだけではなく、脳の機能を理解し、脳と身体に再教育させなければなりません。成長に伴って悪化する恐れがある症状を一刻でも早く見つけ出し、正しい治療をしていくことをお勧めします。
側弯症の4つのチェックポイント
・背中側からチェックした場合
①左右の両肩の高さの差
②左右の肩甲骨の高さと広がり方の差
③前屈したとき、右側と左側の背中の盛り上がり方の差
・正面からチェックした場合
④ウエストラインのくびれ方の差
側弯症は姿勢や見かけの悪さだけではなく、症状が進むことで、慢性化された肩こり、頭痛、腰痛に悩まされます。さらに悪化すると、内臓も圧迫して不調を起こしたり、肺や心臓にも悪影響を及ぼします。
側弯症の方、そうかもしれない方、姿勢が悪い方、是非一度ご相談ください。
Dr. 石谷三佳
石谷カイロプラクティッククリニック院長。パーマーカイロプラクティック大学院卒後、ハーバード大学医学部専門課程終了。米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員も務め、2008年には「Chiropractor of the Year」を受賞。寄稿著者に“Neck Pain…
You Don’t Want It, You Don’t Need It”がある。
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